01統合データベースであること
GAKUENシリーズは発売当初から、「大学における事務システムデータは一元的に管理統合されるべきである」と考え、開発してきました。利用しているシステムの都合や組織体制の違いから、全学で統合されるべき情報が一元管理されていないことは、業務の効率化が図れないばかりか教育の質向上の足かせになると考えます。
GAKUENシリーズでは、入学前から卒業後までの情報を、一元管理できる仕組みを実現しています。これにより、大学の経営改善や学生支援、教育の質向上のため、学内データを収集・分析し、改善施策を立案、施策の実行・検証を行うIR(Institutional Research)への活用が更にできるようになります。
02教育と事務を融合したシステムであること
私たちは「大学におけるシステム導入の目的は、学生の教育のためにあるべき」とのポリシーのもと製品開発に取り組んでいます。
そして、GAKUENシリーズでは、弊社の強みである事務分野に加え、教育分野を強化したシステムを提供しています。大学独自のディプロマポリシーにもとづいたシラバス参照や履修登録、学修履歴の自動蓄積や学修状況の可視化等、計画・学修・振り返りのPDCAプロセスをポータルひとつで実現できます。また、コース学修、小テスト、授業資料の配布、クリッカーなど、需要の高くなったオンライン授業や双方向授業に対応できる豊富なLMS機能も備えることで、事務と教育が融合したシステムを実現しています。
03機密性、操作性、利便性に優れたシステムであること
大学の事務システムデータには、学籍や成績をはじめ、相談・指導内容などハイレベルなパーソナル情報が存在します。大学システムに求められる高い機密性を実現するあまり、貴重な学生情報が教育や指導に活用されないシステム運用では意味がありません。
GAKUENシリーズでは、ユーザごとの操作権限の設定はもちろん、情報参照ではセキュリティレベルも設定することができます。また、デザインや操作感の統一に加え、利用者にてヘルプ機能を登録することもできます。大学独自の運用の流れや学内ルールを登録しておくことで、人事異動に伴う引継ぎロスを削減できるシステムを提供します。機密性を保持しながらも、操作性さらには利便性を犠牲にしないシステムを実現しています。
04ソフトもハードウェアも統合されたシステムであること
GAKUENシリーズではこれまで、ソフトウェア製品のGAKUEN、UNIVERSAL PASSPORTだけでなく自動証明書発行機や出欠管理端末など、自社開発のハードウェア製品も提供してきました。この背景には、「大学のために必要なシステムはソフトウェア、ハードウェアに関わらず、すべて提供する」という弊社のポリシーがあります。
昨今求められている業務効率化や生産性向上を実現するべく、キャッシュレスやAI、IoT、クラウドといったこれまでになかった最新技術を駆使することで、属人化しがちな大学業務の負荷を軽減する最新のサービスを提供します。
05成長するシステムであること
GAKUENシリーズは発売開始以来、世の中の技術トレンドに合わせたバージョンアップを続けています。また、GAKUEN RXシリーズの開発にあたり、新入試制度や修学支援制度などの法令、指針だけでなく、EXシリーズ発売から蓄積してきたお客様の声をもとにプロダクト開発や機能追加を行いました。
高等教育機関には教育と研究の本来的な機能の発揮を通じて、社会の将来的な発展を支え、推進する基盤となること、そして、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、質の高い教育を提供することが期待されています。
GAKUENシリーズは高等教育機関の活動をシステム面からご支援できるよう、大学業界のニーズやトレンド、社会変化を即座に捉え、成長し続けるシステムを目指します。