RX GAKUEN

ABOUT GAKUENGAKUENとは

GAKUENシリーズは、事務システムとポータルシステムを融合した
大学向け総合パッケージシステムです。

日本社会全体の構造が大きく変化し、高等教育機関には教育と研究の本来的な機能の発揮を通じて、
社会の将来的な発展を支え、推進する基盤となること、そして持続可能な開発目標の達成に向けて、
質の高い教育を提供することが期待されています。
GAKUENシリーズは高等教育機関の活動をトータルで支援できるプラットフォームを提供します。

事務システム GAKUENでは、入学から卒業まで日々登録される学生情報を情報資産として蓄積することができます。
ポータルシステム UNIVERSAL PASSPORTでは、蓄積したデータを活用して学生支援に役立てるとともに
いつでもどこでもアクセスできる仕組みにより多種多様な教育手法への対応や、学修機会の充実を図れるシステムを実現しています。

「機密性担保」と「利便性拡大」への対応について

「機密性担保」と「利便性拡大」は、本来矛盾する要件です。

事務システムでは大学における基幹業務の一角を担い、学生の学籍・成績のほか、出身校・入学判定、学費収納状況、
保護者/学費負担者など機密性の高い情報を収集・管理・運用します。
また、その利用者は権限・責任・利用範囲が明確な職員のみに制限され、不正アクセスや情報流出への対策が十分に
施された 「機密性担保」が絶対条件になると考えます。

一方、ポータルシステムは必要とされるセキュリティ対策が施されたうえで、全ての学生・教職員が利用対象となり、
履修、出欠管理、課題提示とレポート提出、教職員や学生同士のコミュニケーション、申請などの様々なサービスを
利用します。
加えて近年では保護者/学費負担者も対象になりつつあり、キャンパス外からもインターネット経由で
PC・スマートフォンで利用できるなど「利便性拡大」が続いています。

民間企業では同様の「機密性担保」と「利便性拡大」の矛盾を克服する方法として、基幹業務を担うERPと
顧客サービスシステムを別システムとして運用するのが一般的です。
GAKUENシリーズも同様に、教務業務とポータルを
別システムとし、各々必要とされる環境へ設置して同期・連携する方法を採用することにより、
高い安全性を確保したうえで矛盾する要件を高い次元で実現しています。

また、クラウドの進化やSINET6サービスの開始など、大学を取り巻くIT環境は進化し続けていますが、
GAKUENシリーズはこれらの進化への対応をいち早く取り入れ続けています。
商用データベースの高騰やサービス拡大に伴う
IT資源への投資は当面する課題ですが、GAKUEN RXシリーズでは基本ソフトやデータベースのオープンソース化に対応した結果、
クラウドの利用実績も増加し、その親和性も向上しており、
事務システム・ポータルシステムのサービス拡大とコストの抑制で大学様に貢献できると考えています。